金融取、ユーロ円LIBOR6カ月金利先物上場へ
外資からの要望強く、今年度末までに取引開始予定
国内金融機関向けに3カ月金利先物は継続へ
東京金融取引所は26日、ユーロ円LIBOR金利先物を今年度末までに上場し取引を開始すると発表した。
これは円金利スワップ取引のヘッジツール提供、投資家の利便性向上を上場目的としたもので、かねてから外資系の金融機関を中心に要望が多かった。
現在金融取ではユーロ円TIBOR3カ月金利先物を上場しており、今年度上半期の取引数量は331万枚、期末建玉残数は77万枚となっている。
TIBORとは全国銀行協会(全銀協)が毎営業日公表しているTokyo Inter-Bank Offered Rateの略称のこと。算出は各リファレンスバンク(18のレート呈示銀行)が11時時点における1週間物および1~12カ月物の13種類について市場実勢レートを全銀協に呈示し、上下2行の値を除外してその他の14行のレートを単純平均した上で「TIBORレート」(日本円、ユーロ円とそれぞれ13種類)として全銀協が認めた各情報提供会社を通じて公表している。
日本のメガバンクはTIBORを通じて貸し出しを行っており、外資系との取引ではLIBORをTIBORに引き直して取引しているのが現状だという。
そのLIBORとはBritish Bankers' Association(BBA、英国銀行協会)が毎営業日公表しているLondon Inter-Bank Offered Rateの略称のこと。算出は各リファレンスバンク(対円で16のレート呈示金融機関)がロンドン市場における11時時点での銀行間貸し出し金利を呈示し、上下4行の値を除外したその他8行の平均金利を用いる。
通貨および期間ごとに公表され、国際金融取引(主に資本市場を通じた資金調達やデリバティブ取引)の基準金利となっている。
かつて金融取はLIBORの3カ月物を上場していたが、取引量の低迷を理由に05年12月で上場を廃止した。
だが04年当時ヘッジ対象としての金利スワップ規模が220億ドルだったものが、10年では820億ドル以上に膨らんだ背景もあり、「外資メンバーからも期待の声が高い」(太田省三社長)として今回再上場を決めた。
現在システム調整などを行っている段階だという。
国内金融機関向けに3カ月金利先物は継続へ
東京金融取引所は26日、ユーロ円LIBOR金利先物を今年度末までに上場し取引を開始すると発表した。
これは円金利スワップ取引のヘッジツール提供、投資家の利便性向上を上場目的としたもので、かねてから外資系の金融機関を中心に要望が多かった。
現在金融取ではユーロ円TIBOR3カ月金利先物を上場しており、今年度上半期の取引数量は331万枚、期末建玉残数は77万枚となっている。
TIBORとは全国銀行協会(全銀協)が毎営業日公表しているTokyo Inter-Bank Offered Rateの略称のこと。算出は各リファレンスバンク(18のレート呈示銀行)が11時時点における1週間物および1~12カ月物の13種類について市場実勢レートを全銀協に呈示し、上下2行の値を除外してその他の14行のレートを単純平均した上で「TIBORレート」(日本円、ユーロ円とそれぞれ13種類)として全銀協が認めた各情報提供会社を通じて公表している。
日本のメガバンクはTIBORを通じて貸し出しを行っており、外資系との取引ではLIBORをTIBORに引き直して取引しているのが現状だという。
そのLIBORとはBritish Bankers' Association(BBA、英国銀行協会)が毎営業日公表しているLondon Inter-Bank Offered Rateの略称のこと。算出は各リファレンスバンク(対円で16のレート呈示金融機関)がロンドン市場における11時時点での銀行間貸し出し金利を呈示し、上下4行の値を除外したその他8行の平均金利を用いる。
通貨および期間ごとに公表され、国際金融取引(主に資本市場を通じた資金調達やデリバティブ取引)の基準金利となっている。
かつて金融取はLIBORの3カ月物を上場していたが、取引量の低迷を理由に05年12月で上場を廃止した。
だが04年当時ヘッジ対象としての金利スワップ規模が220億ドルだったものが、10年では820億ドル以上に膨らんだ背景もあり、「外資メンバーからも期待の声が高い」(太田省三社長)として今回再上場を決めた。
現在システム調整などを行っている段階だという。
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