2011年04月19日先 物 新 報

先 物 新 報

商品先物業界の専門紙記者が、業界ニュースを中心に関連情報をお届けします。
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《速報》東穀取、取締役会後の記者会見

大震災がコメの上場に与える影響、「特になし」との考え

東京穀物商品取引所の渡辺好明社長は19日、取締役会後の記者会見で現在試験上場申請中のコメ先物について、東日本大震災が上場の可否に及ぼす影響を聞かれ「特に影響はない」との考えを示した。

同日は議決事項はなくすべて報告事項だったため、ほとんどの時間が記者の質問に対する回答となった。

コメ先物の商品設計で福島県産のコシヒカリが受渡協用品に設定されている点については、「放射性物質の被害にあったコメの割合は、日本全体の作付け面積で考えるとそれほど大きいものではない」として商品設計の変更等は行わない方針。

コメは法律に基づき3月25日から6月25日の間公示されており、農水省は遅くても公示後1カ月以内に可否を判断しなくてはならず、遅くても7月25日までに結果が示されるが、結果は6月下旬出るとの見方が大きい。

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《速報》東工取、取締役会後の記者会見

TOCOM NEXTの振興策実施
最近の相場環境に対する見解示す


東京工業品取引所は19日、取締役会後の記者会見で来月2日から商品設計を変更して限月制とする日経・東工取商品指数(TOCOM NEXT)の振興策を発表した。

個人投資家をターゲットに専用ページを刷新するほか、5月中に「直接的な訴求効果を高める」(江崎格社長)として個人向けセミナーの開催、ウェブセミナーの内容を更新するなど個人の参加を呼び込む狙い。

参加業者向けには5月から7月にかけて月間売買枚数の上位者に報奨金を出すほか、営業支援物として金箔を施した4ギガのUSBメモリーを用意する。現在200本ほど発注しており、値段は1本9000円だという。このほかボリュームディスカウントも実施する。

また、最近の出来高状況について江崎社長は「4月に入って低調気味だが株式ほど大きく下落していない」と述べ、「海外の金高騰が支えになっているが、本来もう少し出来高が上がってもいい」と見解を示した。