2011年04月05日先 物 新 報

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《速報》東工取、8億円の赤字見通し(定例記者会見)

震災後の市場「もとに戻りつつある」と社長

東京工業品取引所の江崎格社長は5日、定例の記者会見で平成22年度(22年4月~23年3月)の決算について最終的に8億円程度の赤字になるとの見通しを示した。これは子会社である日本商品清算機構(JCCH)を含まない単体での数字。

22年度当初の見通しは4~5億円の赤字としていたが、昨年3月に上場した日経・東工取商品指数(TOCOM NEXT)や5月に再上場した軽油先物の出来高が上がらず、さらに今年1月の商品先物取引法施行により望まない人への勧誘を禁じる原則不招請勧誘の禁止が導入された影響などで市場全体が落ち込んだ。

22年度は1日の平均出来高を15万枚(前期13万枚・後期17万枚)と見込んでいたが、結局1日11万4300万枚にとどまった。

21年度と比較するとほぼ横ばいで、0.1%減の2800万枚となったが、江崎社長は「今年度は黒字決算を目指す」と語った。

また3月11日の東日本大震災後に外資系企業を中心に手じまい売りが急増して投機資金の引き上げが起こった点について、同氏は「ほぼもとの状態に戻りつつある」との認識を示した。

このほか同日はTOCOM NEXTの商品設計変更などについても説明があったが、明日更新予定。

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